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分子シミュレーション学会は、コンピュータシミュレーションの手法により分子集合体の物理・化学的性質を求めるための諸問題を研究する、約300名の会員により構成されています。

分子シミュレーション学会

The Molecular Simulation Society of Japan

© 分子シミュレーション学会 (MSSJ)

講習会 開催報告LECTURE REPORT

第3回分子シミュレーション講習会(2006年)

去る10月13日、法政大学工学部に於いて第3回分子シミュレーション講習会が開催されました。 今回は分子シミュレーションにおける必須概念である統計集合に焦点を当て、 産業技術総合研究所の森下徹也氏を講師に迎え、 「分子動力学法入門II アンサンブル入門 -温度・圧力制御の基礎から応用まで-」の題で講義が行われました。 企業研究者から学部学生まで34名の受講者が出席し、講義に熱心に聴き入っていました。 学部学生には少々難しかったようですが、大学院生以上の参加者からは「とても分かりやすかった」、 「難解な式が理解できた」、「計算例が示されていて良かった」などの声が寄せられ、とても好評でした。 受講者の構成は企業研究者と学生・院生がほぼ半々で、前回と同様に研究会非会員が9割を占めました。

今回の講習会の模様は前回と同様、デジタルコンテンツとして収録されました。 近日中にパソコンで再生可能なCDとして頒布いたします。今回のCDは Macintosh(要 Flip4Mac WMV)でも再生可能です。 詳しくは講習会CD頒布のお知らせをご覧下さい。 なお今回の講習会開催とコンテンツ収録にあたり、法政大学工学部物質化学科、 法政大学情報メディア教育研究センターの皆様のご協力を頂きました。厚く御礼申し上げます。

講義の様子

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講習会CD

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第3回分子シミュレーション講習会(ご案内)

       「分子動力学法入門II アンサンブル入門」
       ~ 温度・圧力制御の基礎から応用まで ~

 日 時: 10月13日(金) 13:30~17:30
 講 師: 森下徹也氏(産業技術総合研究所 計算科学研究部門)
 会 場: 法政大学工学部AV教室(小金井キャンパス 南館7階)
       JR中央線東小金井駅北口から西→北へ徒歩15分、
       右手正門を入り50m先右側の入口  
 内 容: 分子動力学法(古典・第一原理)において必須である統計
      アンサンブルの概念と実装・応用について、主に以下のテーマで解説する。 
       ・温度、圧力制御の理論
       ・現実系への適用例(古典MD、第一原理)
       ・統計アンサンブルに関する最近の話題
 参加費: 無 料
      ※ 会場にて前回講習会CD「分子動力学入門 -その原理
       と使用上の注意点-」を、講習会参加者特価 1,000円で
       販売いたします。
 定 員: 50名
 主 催: 法政大学工学部物質化学科
 協 賛: 分子シミュレーション研究会

 申込方法: 下記までメールにてお申し込み下さい。
        分子シミュレーション研究会 講習会担当 小川 浩
            (産業技術総合研究所 計算科学研究部門)
        e-mail: h.ogawa@aist.go.jp
        tel: 029-861-9212, fax: 029-861-3171
 申込締切: 10月10日(火) 終了しました

 主 催: 法政大学工学部物質化学科
 協 賛: 分子シミュレーション研究会
	  

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